うちのベランダにある、10年来毎年咲いている水仙が1月早々に芽吹いたにもかかわらず・・・未だつぼみをつけません・・・今年は咲かないのかしら~なんて思っている今日この頃。
(写真と共にたま記にのっけようとしていた魂胆みえ見え~)

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(写真はうちの水仙ではありませんが・・・きれいなので・・・)

先日の3連休を利用し、数年来の知人(お名前を知ったのは30年以上前ですが・・・)で100歳のお母様をご子息(60歳代後半)おひとりで介護されているお宅におじゃましてきました。

ご家族というのはいつも感心、いや感動すらするくらいに本当に我が事として真摯に介護なさっている。
普段、私が訪問看護を通して介入させていただくのは24時間の中のほんの1時間程度。感性を総動員して・・・共感や時間の共有に努めてきたとはいうものの・・・

24時間ともに過ごされているお母様とその方を目の当たりにしたとき・・・
通常の感性だけでは対応できない自分がいました。

数年ぶりにお目にかかったお母様は・・・明らかに老衰がかなり進行していました。

“生きているとは食べることができていること”さながら、日に3回「口、空けて~」を1食につき何十回も大きな声で呼びかけながら食事介助をされ、1回200mlを目安にトロミ付の水分補給ならびに夜間寝ているとき(おおむね8時間前後)以外のおむつ交換の回数はなんと11回!頭が下がります。(いやこんな一言ではかたづけられない)

訪問看護を利用されているのですが・・・数多くのご質問を頂きました。
あちこち浮腫んでいるのはなぜか?
医者からは食事量を減らせと言われるが具体的な量の提示はないけどどうすればいいか?
家で息を引き取った場合訪問看護に電話をかけてくださいと言われているが他の代替案は?などなど・・・

正直、現状のお母様の状態にそぐうていない食事量など・・・気になることだらけを言いあぐねていた矢先でしたから・・・ここは本領発揮とばかりにご説明やご提案をさせていただきました。

訪問看護の必要性をつくづく・・・またしみじみかみしめた・・・学びの3日間でした。